バルト3国 エストニア その3
タリンの都会から少し離れたバスで4時間ほどクレサーレと言う小さな町に来た。バスは16€、一席スペースが日本比べて広いのでそれほど苦にならない。
ここは離れ小島でサーレマー島と言う中にある。到着してその日のうちに有名な城をを見て回った。
翌日はクレーターを見に。バスで20分ほどだったが、なぜか無料だった。直径100m程のそれほど大きくないクレーターだったが、少し神秘的な場所だった。そして青い空を見上げるとエストニアの国旗と同じ色の青さが空いっぱいに広がっていた。雲が風で流れ、天気もほどよく暖かく、気持ちよかった。
生きていてよかったと感じた。
鬱になり毎日泣きながら辛い日々過ごしていた事はま遠い過去ではないし、子供達と自由に会えない事も含めて、そう言った事を思い出すと今だに涙が出てくる。
だけれども、家から出れず毎日死にたいとしか考えられない状況から抜け出した。約2年。言葉で2年と書いてもたったの2文字だが短く時間ではなく、当時はこのままウツの状況が一生続くのではないかと言う不安にいつも駆られていた。
でも今は何とか回復してエストニアの青い空を見ることができた。